2018年10月14日日曜日

超番外編:WEC富士6時間レース 2018年10月14日

今回は全く釜利谷と関係ありません。
そしてレースカーの写真がたくさん出てくるので興味のないかたにはお勧めしません・・・・。


WECとは世界耐久選手権のこと。
1982年に始まったシリーズでその年の10月に富士でも開催。
私はその時初めてレースをサーキットで見た。
それ以来WECの富士戦は1988年までとシリーズが再開した2012年から毎年必ず見に行っている。
その観戦記です。
 ・・・・・・


朝6時過ぎに釜利谷の自宅を出て富士スピードウェイに向かう。
昔は国道246号線が毎回渋滞して大変だったけれど今はそんなに混むことはなく2時間かからずに到着。
途中有料道路は西湘バイパスだけなのでお金もそんなにかからない。
8時過ぎにグランドスタンドに行くと前座の全日本F3レースが始まるところ。
まだ路面が濡れてるのでスタートするとこの通り。
それでもアクセルを踏まなきゃ勝てない。
マシンのダウンフォースによりものすごい水しぶきが舞い上がる。
この日勝ったのは坪井翔選手。
もう上のカテゴリーで活躍しているのでさっさとここを卒業した方がいい。
写真は坪井選手ではありません。
まずは練習のために撮ってみる。
久しぶりで流し撮りのやりかたを忘れてるので。(笑)
グランドスタンド裏の展示車両。
今日の主役、TOYOTA TS050の昨年モデル。
これは30年近く前の TOYOTA TS010。
これは初めて見た。
トムスカラーのTOYOTA 90C-V 。
この姿に見とれて字を読まなかった。
焼きしいたけ食べればよかった。
レース前、アロンソ選手のインタビュー。
左は中嶋選手、右はブエミ選手。
伊達公子さんも旗を振りにやってきた。
今年ル・マンを制した中嶋選手のインタビュー。
男性ソプラノ歌手、岡本知高さんによる「君が代」歌唱。
国歌演奏は国際レースでは必ずやる。
なんと空飛ぶ人が登場。
メインストレート上空をすごいスピードで行ったり来たり。
びっくりしたのはその音。
要するにジェットエンジンに乗っかって飛んでいるようなものなので凄まじい音がした。
いわゆる「ル・マン」式に並んでレース開始を待つマシンたち。
フォーメーションラップスタート!

レースが始まるとまた水煙が。
LM-GTE Am スピリット・オブ・レース  フェラーリ488 GTE

バイコレス・レーシング・チーム ENSO CLM P1/01・ニスモ

LM-GTE Pro アストンマーチン・レーシング  アストンマーチン・バンテージAMR

ポルシェとBMW

TOYOTA TS050

ここはメインストレート。
ここで250km以上出ているはず。
フェラーリとポルシェのバトル。

しばらくすると水しぶきはだいぶ収まった。
LM-GTE Pro フォード・チップ・ガナッシ・チームUK  フォードGT

 LMP1 トヨタ・ガズー・レーシング   トヨタTS050ハイブリッド 8号車

LM-GTE Pro BMWチームMTEK  BMW M8 GTE

LM-GTE Pro ポルシェGTチーム ポルシェ911RSR 
ミッドシップのマシン。

LMP2 ジャッキー・チェン・DCレーシング  オレカ07・ギブソン

しばらくスタンド観戦のあと第一コーナー内側に移動。

ここではコーナーを廻って加速し始めるマシンが撮影できる。
シグナテック・アルピーヌ A470 ギブソン

LMP2  レーシングチーム・ネダーランド ダラーラP217・ギブソン

LM-GTE Pro フォード・チップ・ガナッシ・チームUK  フォードGT

コカ・コーラ・コーナーに移動。

坂をぐーっと下って100Rに向かうマシンを見ることができる。

LMP1 ドラゴンスピード BRエンジニアリング BR1・ギブソン

LM-GTE Pro AFコルセ フェラーリ488 GTE EVO

LMP1 トヨタ・ガズー・レーシング トヨタTS050ハイブリッド

LM-GTE Pro アストンマーチン・レーシング アストンマーチン・バンテージAMR







LM-GTE Am アストンマーチン・レーシング アストンマーチン・バンテージ

LMP1 バイコレス・レーシング・チーム  ENSO CLM P1/01・ニスモ

LM-GTE Am チーム・プロジェクト1 ポルシェ911 RSR


LMP2 レーシングチーム・ネダーランド ダラーラP217・ギブソン



LMP1 SMPレーシング BRエンジニアリング BR1・AER

LM-GTE Am TFスポーツ アストンマーチン・バンテージ


LMP2 TDSレーシング オレカ07・ギブソン

LMP1 トヨタ・ガズー・レーシング トヨタTS050ハイブリッド

LMP2 ラルブル・コンペティション リジェJS P217・ギブソン

LMP2ジャッキー・チェン・DCレーシング オレカ07・ギブソン


上が1コーナー方面。かなりの下り坂なのでブレーキが壊れたら怖い。







ここはヘアピンの手前、100R。
目の前をマシンが通過する絶景ポイントだけれども金網越しなので撮影には不向き。
そしてヘアピンコーナー。
その昔はすぐそばまで行かれたのだがF1を開催するための改修で遠くなった。
ヘアピン手前ではマシンのリアセクションが良く見える。
特にGTクラスのマシンは巨大なリア・ディフューザーを持っていて異様な感じだ。
これはフォードGT。
LM-GTE Am クリアウォーター・レーシング フェラーリ488 GTE
日本人ドライバー、澤圭太選手も乗っている。
LMP2シグナテック・アルピーヌ・マットムート アルピーヌA470・ギブソン
 このアストンマーチン・バンテージのリアが一番すごい。
後ろが出っ歯みたいな・・・。
LMPクラスのリアも独特。
LMP2ジャッキー・チェン・DCレーシング オレカ07・ギブソン
TOYOTA TS050のコーナー脱出速度は異次元の速さ。
LMP1ドラゴンスピード BRエンジニアリングBR1・ギブソン
LMP1トヨタ・ガズー・レーシング トヨタTS050ハイブリッド
LMP2 ドラゴンスピード オレカ07・ギブソン

LMP2 シグナテック・アルピーヌ・マットムート  アルピーヌA470・ギブソン
LMP1 バイコレス・レーシング・チーム ENSO CLM P1/01・ニスモ
LM-GTE Pro BMWチームMTEK  BMW M8 GTE
 SMPレーシング BRエンジニアリング BR1・AER 
 LMP1 レベリオン・レーシング  レベリオンR13・ギブソン
ヘアピンを過ぎて300Rへ向かう。
ここはどんどん加速してスピードが乗ってくる。
一枚撮るたびに重い一眼レフカメラと400mmレンズを振り回して流し撮りをしているのでかなり腕が疲れてくる。
300R。このあたりではかなりスピードが出ていてファインダーをのぞきながらマシンを追うのが大変。
ダンロップコーナー、シケインだ。
ここはなかなかいい写真が撮れない。
でも晴れていると夕陽にシルエットでマシンが見えていい感じになる。
こちら前から。
オーバーテイクポイントでもある。
次のコーナー付近からダンロップコーナーを振り返る。
レクサスコーナー。
この前のコーナーは塀で覆われていて見えないので撮影できない。
ここはなかなかいい撮影ポイント。
このようにみんな列をなして撮影してます。

レクサスコーナーでの撮影を終えてグランドスタンドへ。
このゲートは全体がテレビ画面になっていて毎年素晴らしい映像を映し出す。
帰りはなかなか食事する暇がないのでさっさと食べてグランドスタンドに陣取る。
もう暗くてまともに撮れた写真は少ない。
11時に始まった6時間レースは5時に終了。
結果、トヨタのワンツー。
暗い中、これから表彰式。
小林可夢偉選手たちが優勝、2位が中嶋選手たち。
コース上にも人があふれる。
すっかり暗くなった。
喜ぶトヨタチーム。
こちらはGT-E AMクラス。
一番左に星野敏選手がいる。
この時は3位で表彰台だったけれどあとからペナルティが与えられて順位を下げた。
撮った写真は5千枚以上!腕がだるい。
グランドスタンド裏を歩いてはるかかなたの駐車場へ向かう。
帰りの渋滞がないことを願いながらとぼとぼ歩く。
渋滞もなく8時半には帰宅。
富士スピードウェイの駐車場から釜利谷の自宅まで片道79.8km。
割と近いし、燃費が23.3km/Lだからガソリン7Lで往復した計算。
実際満タンで出かけてこれしか減っていないのだから優秀だ。
来年はスカッと晴れてほしい。
なにしろ2年に一度は雨なのだ・・・。
なによりこのシリーズが繁栄してほしいと願ってやまない。

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