2021年7月3日土曜日

続・遊水池に水は溜まっているか? 2021年7月3日

昨年の4月、雨が降った翌日に遊水池を見に行ってレポートを書いた。
遊水池に水は溜まっているか 2020年4月18日
この時は翌日という事もありあまりインパクトがなかった。
今回は雨が降り続いて、しかも当日も降っていたのでもっと水が溜まっているのではと思て出かけた。
数年前に「ひどい雨の中で撮影する時に使おう」と思って買ったまま一度も使わずにいたカメラを持参した。
Nikon COOLPIX S33
水中10mまでの防水と1.5mまで落としても平気っていうタフさが売り物で手軽に買えるカメラ。
今現在はW150っていう品番で後継機種が出ている。
より頑丈さが増しているようだ。
結果的にこれを持って行ったのは大正解で、雨を気にしなくていいのでとても楽だった。
小雨の中家を出て関ヶ谷公園前の「釜利谷西雨水調整池」へ。
お、いきなりいつもは見えない水面が見える!
いつもと様子が違うなあ。
なんか「水没感」がある。
これはいつもと全然風景が違う。
通常の水がない時はこう。
この時期いつもは林みたいだけど今は水没!
深さはおよそ2.4m。

晴れの時の眺め。
これも「水没感」満載だ。
晴れの時。
今回は給水口?が水没しそう。
晴れの時。
今回はまさに遊水池が役目を見事に果たしている所を目撃できた。
ほとんど頭まで水に浸かっても次の日には元気なのだから植物たちはタフだ。
現在水深2.4m。でもあと2mは行けそうだから大したもの。
宮川下流域ではその昔洪水が多かった聞いている。
でも今回も含めてそのようなことは聞かないので、各遊水池が絶大な効果を上げていると思われる。
さて今度は釜利谷小川アメニティーに向かった。
  ・・・・・・
おー上から見下ろすとかなりの水量。
始まりの所から激しく流れてる。
もう少しで道路にあふれそう。
でも本流は地下の暗渠なのでコントロールされているものと思う
ちなみにこちらが普段の風景。
水面はかなり今回よりも低い。
その先に進む。
でもこの辺は意外と水面が低く平気な感じ。
釜利谷小川アメニティーって各所で支流から水を取り込んだり下の本流に流したりしているようで、ここではまた水面が高い。
おーギリギリだなあと思った。
でも次の日見たらそんなに変わらないのだった。
カラス君もびしょ濡れになりながら道を歩いていた。
散歩好きなのだ。
普段よりもだいぶ水面が高い眺めを見ながら、溢れないようにコントロールしているのだと感心した。
坂本の自治会の掲示板が立っている所で右折して「金沢区釜利谷南4丁目二号調整池」へ向かう。
釜利谷南小学校の前を通って金沢区釜利谷南4丁目二号調整池に到着。
やっぱりこちらも水面が高い。
こちら昨年4月の雨の翌日の写真。
1.5m程は水深が違うように思われる。
こちら今回
カルガモが三羽来ていた。
前回もう少し右から撮った写真。
向こうの水深を測る物差しが上の写真よりもだいぶ見える。
前回の水深は1mほどだから今回は2.5mくらいか。
次は「金沢区釜利谷南4丁目一号調整池」へ。
釜利谷南地小学校の隣だ。
雨がだんだん強くなってきた。
ここもやはり昨年よりも水量が多い。
前回。
今回。
前回。
工事中だったらしく重機や資材があった。
キャタピラがちょうど水に浸かっている。
前回の水深は50cm。
今回。
前回。
どんどん雨がひどくなってきた。
通りがかった人はずぶ濡れになりながら遊水池の写真を撮っている変な爺さんがいるなあと思った事だろう。(笑)
水深1.5m。
昨年よりも1m深い。
今回は本当に雨が降っている最中に行ったので、各遊水池にちゃんと水がたまったおり、洪水防止の役目を立派に果たしているのを確認できた。
民間の大規模開発の特に行政から注文を出したのか、それとも自治体自ら土地を購入して作ったのかは知らないが、都市計画をしっかり立てて実行することが大事だと実感できた。

4 件のコメント:

  1. あの大雨の中お疲れ様です^^
    自性院の辺りの田んぼからよく道路に小川の水が漏れてきます。
    ちゃんと設計しないで作ると大変ですね。

    写真にあった黒鯉の場所を過ぎた石畳の方も水が溢れて歩けない時があります。

    古い昔は宮川の辺りはみんな海だったと聞いてます。
    だから今でも海の生き物がやって来るみたいですね。

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    1. コメントありがとうございます。
      流石に釜利谷小川アメニティーのすぐそばに住んでらっしゃるから詳しい。
      あふれる時もあるんですね。
      でも家が浸水するほどではないのでしょうね。
      ニュースになってないから。
      大昔は氷取沢の手前あたりまで海だったそうですね。
      そして泥亀あたりから現在の海岸まではいわゆる「泥亀一族」による埋め立てだと記憶違いもあるかもしれませんと聞きました。
      当時は湿地帯で水害も多かったらしいですね。
      だからこその遊水地なのでしょう。
      今回目の当たりにしてすごいもんだと思いました。

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  2. おはようございます。
    今回の写真で遊水池が如何に重要か改めて分かりました。

    小川アメニティの水漏れはせいぜい道路にまで流れてくる程度で、
    さほど深刻ではありません。
    ただ自家製の田んぼでかなり手を入れた所は常に水漏れ状態です。
    少量ですから誰も迷惑も被害もありませんが、素人がどこまでやっていいか
    少し考えた方がいいような気がします。

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  3. やっぱり釜利谷小川アメニティーは水量をしっかりコントロールされてるんじゃないでしょうか。
    もともとあそこは宮川だった所でしょ?
    絶妙な傾斜を持たせて小川アメニティを作っちゃうってすごいなと思います。

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